TALK
講演会情報
光技術の可能性を知る、
特別な講演。
各分野でご活躍されているキーパーソンをゲストに迎え、光技術の可能性についてご講演いただきます。
基調講演では弊社代表取締役社長が登壇し、浜松ホトニクスが見つめる未来について熱く語ります。
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基調講演 | 光技術による社会貢献と高付加価値化への挑戦2023年11月16日(木)13:00 - 13:45アクトシティ浜松 中ホール(定員:750名)浜松ホトニクス株式会社
代表取締役社長丸野 正true浜松ホトニクスは、つねに創造性や将来性を重要視し、光技術の研究や製品開発・製造を進め、お客さまのご要望に応える製品の提供に努めてきました。創業70年を迎え、その私たちのこれまでの歩みと、今後さらに社会・環境に貢献し、皆さまと持続的な成長を続けるための、より早くより大きい付加価値の創造にむけた挑戦について、お話しさせていただきます。1960年生まれ。1983年武蔵工業大学(現 東京都市大学)を卒業し、浜松ホトニクスに入社。システム事業部にて回路設計エンジニアとして、デジタルカメラなどの技術・企画・製品設計開発に従事。2017年システム事業部長、取締役に就任し、代表取締役 専務執行役員を経て、2022年に現職に就任。 -
基調講演 | 光技術が切り拓く新たな世界:ブリュッセル・フォトニクス研究チームの視点2023年11月16日(木)13:45 - 14:30アクトシティ浜松 中ホール(定員:750名)ブリュッセル自由大学(VUB)
副学長 兼 教授ヒューゴ・ティエンポン 氏true光技術は、新たなサイエンス、革新的な利用方法や製品の開発に貢献し、持続可能な地球環境を私たちにもたらしています。エネルギー効率の良いLED照明、高効率な太陽電池、レーザによるモノづくり、早期医療診断を実現する光学ラボ・オン・チップ、超高速な光通信、医療用光学スキャナ、高解像度ディスプレイ、航空技術を支える光センサなど、枚挙にいとまがありません。本講演では、私たち、そして全世界に今後数十年にわたって提供されるであろう光技術の可能性をブリュッセル・フォトニクス研究チームの実例を用いて示します。
そして浜松ホトニクスとの協力関係によって生まれた新たな研究テーマについてご紹介します。
※日本語通訳有りブリュッセル自由大学(VUB)副学長兼工学部フォトニクス学科教授。同大学フォトニクス研究所(B-PHOT)のディレクター。B-PHOTの研究チームは浜松ホトニクスとプロジェクト「HAPI(Hamamatsu Applied Photonics Innovation) chair」を立ち上げ共同研究を推進。ヨーロッパにおける光技術の共同研究機構「Photonics21」の副会長を務め、欧州委員会から資金提供された取り組み「PhotonHub Europe」のコーディネーターとして、光技術によるイノベーションでヨーロッパの企業を支援。2021年にSPIE金メダルを受賞。 -
特別講演 | ダークマターとダークエネルギー2023年11月17日(金)11:00 - 12:00アクトシティ浜松 中ホール(定員:750名)東京大学 カブリ数物連携宇宙研究機構
特別教授・浜松プロフェッサー村山 斉 氏true宇宙の進化と運命は、ダークマターとダークエネルギーという二人の暗黒の巨人のせめぎ合いで決まっています。ダークマターはガスを集めて星を作り、私たちを産んだありがたい暗黒。一方ダークエネルギーは宇宙の膨張を加速し、宇宙を引き裂くありがたくない暗黒。しかしそれぞれ正体がまだわかりません。なぜ見えないのにこの巨人たちの存在がわかっているのかについて解説し、この巨人たちの正体を明かすためのプロジェクト、すみれ(SuMIRe)計画についてお話しします。素粒子からダークマター、宇宙膨張まで自然界の謎の解明に取り組む。1991年東京大学物理学博士号を取得。ローレンス・バークレー国立研究所上級研究員、カリフォルニア大学バークレー校MacAdams冠教授。2007年東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構初代機構長に就任、2018年まで機構の立ち上げ、運営に尽力。その功績から2019年東京大学特別教授の栄誉を受け、浜松プロフェッサーにも就任。2022年米国政府から素粒子物理学研究将来プロジェクト科学諮問委員会議長に選出。日米を中心に精力的に活動を続ける。 -
特別講演 | 宇宙の魅力や宇宙産業・宇宙技術開発の現状と今後の発展2023年11月17日(金)13:00 - 14:00アクトシティ浜松 中ホール(定員:750名)宇宙飛行士野口 聡一 氏true過去3回の有人宇宙飛行(アメリカのスペースシャトル、ロシアのソユーズ、そして民間企業Space-X社のクルードラゴン)の経験をベースに、①宇宙に行くということ、宇宙での活動や生活の様子、国際宇宙ステーションでの技術開発が我々の生活にもたらすもの、②世界的な宇宙開発の中で日本はどのような立ち位置にいるのか、③宇宙技術開発における民間事業者との連携と期待、などについてお話しします。1965年生。東京大学大学院修了。1991年(株)IHI研究開発部勤務。1996年宇宙飛行士に転職。2005年、2009年、2020年と通算3回の宇宙飛行に成功し、「世界で初めて3種類の宇宙帰還を達成した宇宙飛行士」としてギネス世界記録に認定された。船外活動通算4回、ISS滞在通算日数335日はともに当時の日本人最長。2022年「宇宙からのショパン生演奏」動画などでYouTube Creator Award受賞。東京大学および日本大学特任教授。趣味は料理、キャンプ、飛行機操縦。